薬剤師の転職

薬剤師の転職!転職までに気をつけたい「3つのポイント」とは?

投稿日:2020年5月31日 更新日:

薬剤師の転職!転職の前に考えたい3つのポイント

保険薬剤師の転職は、他の業界に比べかなり簡単です。しかし、だからこそ貴方の人生を狂わす甘い蜜とも言えます。

今、転職を考えている、または活動中の保険薬剤師のみなさんへ。

転職が、より良い人生へのステップアップになりますように。その願いを込めて、薬剤師の方が転職するまでに気をつけてほしい3つのポイントを、転職完了までのロードマップに沿ってお届けします。

転職を考えているという方は、ぜひ参考してくださいね。

薬剤師の転職
転職するまでに気をつけたい3つのポイント

なぜ転職が人生を狂わす甘い蜜?

まず、大部分の方が通るであろう、転職までの大まかな流れはこちら。

薬剤師「転職までの大まかな流れ」
  1. 転職サイトに登録し、エージェントと面談。
  2. 提示された求人の中から、面接希望の薬局、ドラッグストアを選ぶ。
  3. 面接後は、余程先方との不一致がない限り、1週間以内にエージェント経由で合格の連絡。

そう、薬局・ドラッグストアへの転職は、面接を受ければほぼ内定をもらえる、本当に容易な道。しかし同時に、ここが人生を狂わす甘い蜜である理由と言えます。

転職はゴールではなく、新しい始まり。大きな人生の転機であり、その選択があなたの将来を左右します。

私の周りでは、容易な転職に身を任せ、

  • 職場の人間関係が理由で転職したのに、転職先の人間関係に馴染めず、結果心と身体を壊してしまった····
  • 暗黙の了解が分からず、先方には期待されて転職したのに評価が下がり、肩身が狭い····
  • 聞いていた待遇と違う、転職はすぐできるからと、1年も待たずに転職を繰り返すようになってしまった····

等、転職を後悔して負のサイクルに陥り、人生を狂わせてしまった方々が見受けられます。

転職しやすいからこそ、転職が今の環境からの逃げ道になってしまう。そして転職後には、理想とのギャップが大きく口を開いているのです。

薬剤師の転職は、すそ野が広いからこそ、あなたの判断力が試されます

薬剤師の転職

薬剤師の転職
転職までに気をつけたい「3つのポイント」とは?

その1)転職、しようかな・・・待って!その前にじっくり考えよう

転職を考え始めたら、まずは落ち着いて、次の①~④を順に行動に移しましょう。

転職を考え始めた時の4ステップ
  1. なぜあなたが転職したいか、紙に書いて、目に見える形で整理
  2. 数日後、改めてリストを見、今の会社でも改善できそうな項目があれば、誰に、どう相談するかを決める
  3. 一週間以内に行動に移す
  4. どの程度改善されたか、その結果に満足できるか考える

薬局やドラッグストアは小さな箱です。

新卒で入り今に至る方は、同期は大勢いても、職場では同じ環境に囲まれる日々ではないでしょうか。

職場に波風を立たせないように、ある程度の我慢は社会人の常識。そんな考えの下、変わらない環境の中、他の経験を積んでみたい、給料が安い、人間関係がうまくいかない····といった不満がたまっていきます。

直属の上長やエリアマネージャーとの面談で不満を伝えられれば良いのですが、様々な理由で伝えられないことがあるでしょう。

そのような状況の中、相談してもどうせ無駄、と諦めてしまい、どんどん思考は転職に逃げていきます。

 

でも、転職一直線になる前に、落ち着いて。一度、上記の4ステップを試してください。

step
1
なぜあなたが転職したいか、紙に書いて、目に見える形で整理

自身の不満を目に見える形に整理することで、不満の吐き出し口ですっきり、だけでなく、新たな視点が見えてきます。

step
2
数日後、改めてリストを見、今の会社でも改善できそうな項目があれば、誰に、どう相談するかを決める

数日後、そのリストを見ることで、あの時は頭に血が上っていたな、と冷静になったりと、自身を客観視できます。

step
3
1週間以内に行動に移す

改めて絶対改善したい項目が見つかったら、どう情報収集するか、誰に相談するか、計画を立てます。

そして必ず1週間以内に行動を。即行動しないと、行動しません。

経験を積みたい・人間関係に不満があるなら異動を、給料面の不満なら昇給できる役職を希望してみる等、今のあなたの会社で動けることが多くあるはず。

情報が少ないなら、同期の飲み会で聞いてみたり、合同研修の際出席している本社の職員に尋ねてみたり。直属の上長に話しにくいのなら、その上にも上長はいます。

あなたの心の叫びは、あなた以外誰もわかりません。まずは今のあなたの会社で、声に出し主張しましょう。全て意見が通ることは難しいかもしれませんが、改善はされても悪化はしません。

step
4
どの程度改善されたか、その結果に満足できるか考える

そして、どの程度改善されたか、その結果に納得できるか評価しましょう。もしも納得できず、転職の意思が変わらなければ、いざ、転職活動の開始です。

いっぱいいっぱいになると、視野が狭まり、転職しか考えられなくなります。そうなる前に、今の会社で改善するための行動を。きっと選択の幅が広がります。
 

その2)いざ、転職活動へ・・・流されないで!自分で情報収集しよう

いざ、数ある薬剤師の転職サイトから選んで登録し、転職活動を始めたあなたに、気を付けてほしいのが以下の3点。

転職活動で気をつけたい点
  1. エージェントから提示された求人を鵜呑みにせず、能動的に情報収集
  2. エージェントに不満を感じたら担当者を変えてもらおう
  3. 必ず職場見学、違和感を少しでも感じたら辞退しよう

薬剤師の転職サイトに登録すると、すぐに先方のエージェントから電話やメールが届きます。その後、対面でみなさんの希望条件等が聞き取られ、数多くの求人が届くことに。

場合によっては、その場で選考に進む企業の取捨選択を迫られるケースもあります。多くの求人に目を奪われ、エージェントの説明に、胸躍ることもあるでしょう。

しかし、そこでクールダウン。
 

エージェントから提示された求人を鵜呑みにせず、能動的に情報収集

言い方は悪いかもしれませんが、エージェントにとって企業側はクライアント、求職者である薬剤師は商品です。クライアントの分が悪くなる情報を、果たして与えてくれるでしょうか?断じて否です。

マイナス点も言い方を変えればプラス面。その思考であなた方に情報を提供してくるのが基本と考えましょう。

例えば「アットホームな職場」は、付き合い残業や休日も会社の行事に強制参加等の言い換えです。また、ここは○○さんにおすすめです!と言われた会社も、要注意。その場で鵜呑みにしていざ求人を再確認すると、全然希望と違う、ということがあります。

エージェントがあなたを思って薦めてくれることは、少ないと考え、割り切った関係と考えるようにしましょう。

実際企業に務めた薬剤師の口コミをまとめたサイトを活用したり、意中の企業に勤めている知人がいれば話を聞いてみるようにしましょう。

また、自分で企業研究をし、自分の希望する会社を自分でみつけることも大切です。

エージェントにこの企業の求人はないか、と尋ねると、紹介したい求人ではないためか渋られることがあります。

しかし、その企業のホームページの求人欄を見ると、通勤可能圏の求人があったりすることも。そんなときは改めて希望するか、他の転職サイトにその求人はないか問い合わせたり、いっそその企業に自身で必要書類を送って応募しちゃいましょう。
 

エージェントに不満を感じたら担当者を変えてもらおう

エージェントに対して受け身でいると、次々に自分の本来の希望とズレた薬局を紹介されます。最悪、少し興味を持ったそぶりを見せると、勝手に面接日時を取り付けられることも。

そんな時は、我慢しないで担当者を変えてほしい旨を申し出ましょう。

担当者自身に伝えてもあやふやにされる場合は、現在登録している転職サイトの問い合わせフォームなどを通じて、理由と共に変更してもらいたい旨を伝えます。

あなたはそのエージェントが担当する数多くの商品の内のひとりであり、エージェントもたくさんいます。申し訳ない、気まずい····と思わず、あなたの未来のために行動しましょう。

転職はあなたにとっての一大事ですが、エージェントにとっては些事なのです。
 

必ず職場見学、違和感を少しでも感じたら辞退しよう

面接と職場見学はセットであることがほとんどです。しかし、面接は本社、見学は本社近くの薬局、のように、見学場所と求人で提示された職場が違うこともあります。

その際、配属先の見学も同日にできますが····や、日を改めて見学してみますか?などと先方から提示されたときは、迷わず見学をお願いしましょう。提示がなかった場合でも能動的に希望するのが良いでしょう。

面接した企業の面接担当者がどんなに優しくても、自分の配属予定場所でない店舗の雰囲気が良くても、実際にあなたが日々一緒に仕事をする同僚、環境ではありません。

実際配属店舗に見学すると、

  • 空気が張り詰めており、疑問点をぶつけてもチラチラ同行しているエージェントやエリアマネージャーを気にしている
  • 空いている時間帯にも関わらず、笑顔が全くない、うつむいて青ざめた顔の人がいる
  • 服薬指導が高圧的

など、違和感を感じる面が見えることがあります。

見学段階で違和感を感じるということは、きっとあなたには合わない職場です。印象の残っているその日の内に、エージェントへ辞退を伝えましょう。

多くの求人からあなたにより良い転職先を見つけるのは大変です。しかし、ここが踏ん張りどころ。多くの情報を入手し検討しましょう。その情報が、あなたの武器になり、あなたを守ってくれます。
 

その3)数社から内定が出た・・・おめでとう!でも選択を焦らないで

この段階で、考えてほしいことは一つ。

情報収集、面接、店舗見学を通して、ここに行きたい!と思えた会社か?」ということ。

薬剤師の転職活動の場合、薬局やドラッグストアであれば、よほど先方との不一致がない限りは、一週間以内に内定がきます。

また、あまり一社一社スパンを空けて選考に挑むと「記憶が薄れる」とエージェントから言われ、多くの企業の面接が集中するケースもあるでしょう。例えば、午前と午後に一社ずつ、最悪面接場所が近いと、一日3社の面接スケジュールを組まれることもあります。

そして選考後、早いと面接の翌日に内定通知が来ることもあります。エージェントも、先方があなたのことを高く評価している、というように、自尊心を煽ってきますし、迫る回答期限に焦りも募るかもしれません。

しかし、そこで一度立ち止まりましょう。

どの会社も良かったな、あまり違いがなかったな····と、決定要因がなく迷ってませんか?

なかなか決断できないとエージェントが「この会社の社長さんが絶賛していましたよ」とか「面接の後気になると言ってた会社ですよね?」といった具合で誘導してきます。

しかし、それはあなたのことを思ってのことではなく、クライアントである会社と自身との信頼関係、また営業成績のためです。

もし内定前に、情報収集・面接・店舗見学を通して「ここがいい!」と思える企業から内定をもらえないのであれば、もう一度選考を受ける企業探しから始めましょう

せっかく内定を受けたのに····と尻込みすると思いますし、また企業探しに選考か····と面倒にも思うかもしれません。また、エージェントも、もったいないと渋るでしょう。

しかし、どの会社もよかった····となっている時点で、どんぐりの背比べ状態ということ。

似た環境、経験しか積めない企業間で比較したところで、後々転職後に不満が出たとき、あちらにすれば良かった····という後悔に繋がります。

転職後にここにしてよかった、と清々しい気持ちで思える未来のため、もうひと踏ん張りしましょう。

もし、内定を断って以降の求人紹介を渋られても、大丈夫。薬剤師用の転職サイトは豊富にあるので、検討材料は無限にあります。
 

「薬剤師の転職!気をつけたい3つのポイント」まとめ

繰り返しになりますが、転職はあなたの人生の転機。どんなにすそ野が広くても、一朝一夕にあなたに会う企業が見つかることはありません。数多くの内定、エージェントの意見等に惑わされず、自身でここがいい!という企業を選びましょう。

確かにあなたは選ばれる側ですが、選ぶ権利もあるのです。薬剤師は求人が多いことを忘れないでください。
 
求人が多い、ということはその分あなたの可能性も広がっている
 
薬剤師で転職を考えている方は、上記の3つのポイントを意識してください。

ここぞ!という転職先を見つけても、働いてみなければわからないこともあるでしょう。しかし、上記の3つのポイントを経ることで、転職したことへの後悔はなく、転職先でも前を見据えて働いていけます

納得できる転職活動で、よりよい人生、より良い薬剤師ライフを送ってくださいね!

 

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