看護師の転職

看護師が転職するならいつのタイミングがおすすめ?

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看護師が転職するタイミング

日々看護師として働くなかで、転職を検討する人は非常に多いと思います。

転職を考えていくうえで「いつ、転職するか」は悩むポイントの一つでしょう。感情のままに辞めてしまっては必要な準備や期間の余裕が持てず、転職が失敗してしまう可能性があります。

そこで今回は看護師が転職するならどのタイミングですべきなのか、何年目で転職するのがベストなのか、転職活動の準備期間やスケジュールなどについてお話していこうと思います。

看護師が転職するタイミングはいつがいい?

看護師は転職先に困ることはほぼ無く、とても需要がある職種のひとつです。

しかし転職先の候補はすぐに見つかっても、自分の求める条件や希望と合致しなかったり、人気の求人に応募多数で通らなかったりと転職活動が難渋する可能性は0ではありません。

そのため、転職する際にはしっかりとした事前準備が必要となってきます。

転職を検討した時にまず考えたいのが『転職するタイミング』。

転職したい!と考えたは良いものの、やはり看護師としての経歴は最重要ポイントです。看護師1年目で転職するのと10年目で転職をするのとでは訳が違います。

しかし経験が浅いからと言って必要以上に転職にネガティブなイメージを持つ必要は全くありません。スキルアップ向上やライフワークバランスを大事にした転職などはポジティブに捉えていきましょう。
 
看護師が転職するタイミングはいつ?
 

転職するなら看護師4〜5年目がベスト!

看護師としての経験が4〜5年目となると職場では完全に1人前の扱いで働いています。

職場によっては中堅としての責務で仕事が増えたり、新人教育を任せられたりと確実に仕事内容や責任が増えていく頃でしょう。そして、自分自身もここまでやってきたという自負から仕事に対しての自信もついてきます。

このことからも看護師としての経験も問題なく、一つの職場に長く務める事が出来る忍耐力を兼ね備えている4〜5年目は転職するにはとてもベストなタイミングと言えます。

また比較的若い看護師が多いと思われますので、新しい職場でも溶け込みやすいでしょう。
 

10年以上のベテラン看護師も転職は可能!年齢であきらめないで!

ベテランの定義は曖昧ですが、10年目以上となれば職場ではベテラン看護師の扱いです。

「この年で転職してもやっていけるかな?」と不安になるかもしれませんが、看護師は国家資格なので、特に決められた定年もなくたとえ何歳であっても働けるのが魅力。自身の不安な気持ちとは反対に、ベテラン看護師の経験豊かな知識や考えを求める職場は多く、積極的に採用してくれる転職先はいくらでもあります。

またこの年代ですと管理職ポジションとしての転職も視野に入れることが可能となってきます。これからも現場で働きたいのか、向上心を持って管理職を目指すのか、未知の領域にチャレンジするかなど、転職の幅が大きく広がりますね。

年齢を理由に転職をあきらめず、自分が今後どのように働きたいのか看護師としてのビジョンを明確にしていくことが大切です。
 

まだ新人看護師だけど転職は出来る?

ただ、新人看護師や2年目など経験年数が浅くても、転職を検討する場合もありますよね。

1年目で転職をしてしまうと転職先には「またすぐに辞めてしまわないかな····」と思われてしまいがちなのが現実です。それでも転職を強く希望する場合は中途採用の枠ではなく、第二新卒枠を狙って転職活動をすることをおススメします。

なぜなら採用に関して第二新卒を設けている転職先は「経験が浅くても、今後の教育に力を注いでいこう」と病院側が考えている証拠だからです。そういった転職先であれば転職後も新人教育に時間を割いてくれるので、経験や知識も今後カバーしていけるでしょう。
 

看護師が転職するときのおススメの時期って?

次に転職する時期について見ていきましょう。

「転職するならキリの良い年度初めの4月からがいいよね」「ボーナスをもらってから辞めたいから夏か冬頃にしようかな?」など転職する時期についても悩みますよね。

看護師の転職は一般的な社会人の転職と異なり、転職時期は非常に重要なポイント。「では一体いつ転職したら良いの?」という疑問にお答えしていきましょう。

ここでは1~3月、4~6月、7~9月、10~12月と4つの時期に分けて細かく見ていきます。
 

4~6月(上半期①)

4月は新年度となり、新人看護師が沢山入職してくる時期になります。

研修などの教育に関して最も環境が整っている時期なので、新人だけでなく、第二新卒や比較的若い中途採用者も十分な教育が受けられますし、周りも新しく入職してきた看護師が多いので新たな職場になじみやすいでしょう。

ただし、キャリアを積んできた看護師からすると物足りない時期かもしれません。

5月に入ると新人研修のために周りの看護師も業務以外でもとても多忙な時期になります。一般的には大型連休もあるので医療機関としても繁忙期になります。中途採用者への教育には人員がなかなか割けず、病院としても業務量が増えるこの時期に転職を検討するのはあまりおススメできません。

6月は新人看護師が現場で経験を積んでいく時期になり、中途採用者へのフォローもしやすい頃合いです。ボーナス支給月でもあるので、ここで転職する際には退職日に注意して活動しましょう。
 
看護師が転職するタイミング
 

7~9月(上半期②)

6月のボーナスをもらってから退職する看護師が多いため、この時期は求人数が多く出ます。

しかし7~10月にかけて職場全員で順番に夏休みを取得していく時期にもなりますので、職場は人員が少なくなりがち。新たに冬のボーナスへのカウントも始まるこの時期は即戦力として働けるベテラン看護師にはうってつけの転職時期かもしれませんね。

8月は一般的に長期連休も始まることから入院患者も増えるので、病院だと繁忙期になりやすい時期です。加えて夏休みで人員が少ないことからも病院側としても面接や見学に時間を割くのは厳しいかもしれませんので転職活動は難渋するかもしれません。

9月は上半期の最後の月となり、下半期に向けて現場の力を強化しようとする時期。求人数も増えていくので転職活動を始めるには良い時期でしょう。
 

10~12月(下半期①)

看護業界として下半期が始まる10月は人事異動の時期です。このタイミングに転職すると他部署から異動してきた看護師もいるため、新年度の次になじみやすい時期だと思われます。

11月は異動してきた看護師や新たな中途採用者への研修や教育が盛んに行われる時期。そのため4月と同じ、とまでは言いませんが周りの看護師の業務以外でのこうした仕事が増えるため現場も多忙となりピリピリしやすい雰囲気があるかもしれません。しかし新年度へ向けた新たな採用もスタートする時期なので転職活動を始めるには適しています。

12月は年末年始を控えている事もあり多忙な時期の一つです。繁忙期に加えてボーナスをもらって退職する人もいるのでこの時期の転職は慎重になった方が良さそうです。年末年始の長期休暇や人員不足からもフォロー体制は整っていないでしょう。
 

1~3月(下半期②)

1~3月は1年の中で最も求人数が増える傾向にあり、転職先の候補も広がります。しかし皆考えていることは同じなので、同じく転職活動を始める人が多いのも事実。それゆえ競争率≒倍率も高くなりがちです。

そのような中でも1月は比較的競争率も高くなく、求人数が増え始めるころなので転職の狙い目の時期。ブランクのある方が中途採用を目指すにもオススメの時期です。新年度が始まる数か月前のこの時期に現場での勘を取り戻すには最適で、周りからのフォローも受けやすいと思いますよ。

2月は暦上の連休もなく1月同様新年度より一足先に職場を知ることができ、転職者へのフォローも行き届くタイミングなのでオススメできる時期です。

一方、3月は年度末となり退職者が一番多い時期。退職や有休消化による人員不足や求人数も減少傾向にある時期なので、転職には不向きと言えます。

一般的な会社であれば年間を通して多忙な時期はある程度決まっているので、繁忙期や多忙な時期以外は比較的業務量は多くならないと思います。しかし看護師の業務は多忙な時期が必ず決まっているわけではなく、日々臨機応変に対応できる機敏さが求められます。

看護師にとっておススメの転職時期は、新年度の4月やボーナス支給後の7・8月下半期となる10月頃と言われています。これらの時期は転職先の人事や転職サイト、ハローワークなども採用活動や転職のサポートを活発に行う時期です。

転職活動はすぐにゴールが見えるわけではないので、こういった狙い目となる時期を踏まえつつ、転職したい時期よりも数か月前から行動していくことが成功の秘訣です。
 

転職のベストなスケジュールって?いつから始めたら良いの?

さてここまでお読みいただければ、転職に有利な時期や経験年数が理解出来たかと思います。

次は「では一体いつから転職活動をしたらいいの?」という疑問についてお話していきます。

基本的な転職活動の大まかな流れは下記の通りです。

  1. 情報収集、転職サイトやハローワークを利用するか検討
  2. 履歴書の作成
  3. 転職先への応募、書類審査など
  4. 面接、見学
  5. 内定 or 新しく転職先を探す

看護師の転職に必要な期間は約1か月~2か月。一般職と比べてスピーディーに動いていきます。

それは1〜2か所に絞って転職活動をしていくことが多い点と、審査や合否結果が早く出ることが大きな理由なのですが、いくらスピーディだからと言っても、余裕をもって活動していくに越したことはありません。1~2か月前後のスケジュールを考えて転職活動を行っていきましょう。

そして転職活動自体がスピーディに進み、結果成功するとしても前職との兼ね合いというものがありますよね。退職するまでには仕事の引継ぎ、退職する時期の調整など前職でやるべきことが色々と出てきます。

最低でも転職したい時期(前職を退職する時期)よりも2〜3か月前には上司に退職の意思を報告しましょう。職場の規定によっては1か月前の申告で良い場合もあれば、3か月、更には6か月以上前には申告してほしいという職場もあります。

まずは自分の今の職場の退職に関する規定やマニュアルに一度目を通してみる必要がありますね。退職・転職するにしても前職とも穏やかに余裕をもって去りたいものです。
 
看護師が転職するならいつのタイミング?
 

看護師の転職経験談

私はこれまでの転職の中で、4年目、6年目、7年半の時、9年目という節目で転職をしてきました。十数年程度の経験年数で4回の転職回数はやや多めだと思います。

病院2か所と地域のクリニック、市役所関係の保健師業務の4か所に勤めましたが、振り返ってみるとどの職場も良い意味でも悪い意味でも大変勉強になったなと感じています。

また、転職活動中(退職後)も単発~長期の派遣をメインに活動していた時期もありました。

フリーの時期だからこそ今後の転職の参考になるかもしれないと思い、経験したことがない派遣先には積極的に行くようにしていました。結果、その頃にたくさんの職場や未知の領域を経験することができ、転職への道が広がりました。そして『看護師として働ける場所がこんなにある!もっと経験したい!』と思うようになりました。

看護師には本当に様々な職場や可能性があります。是非多様な職場を経験して看護師としての視野を広げて欲しいと思います。
 

「看護師が転職するならいつのタイミングがおすすめ?」まとめ

今回は看護師の転職のタイミングについてお話してきました。看護業界での有利な時期と不利な時期があるなど、改めて文章にしてみると普段は気づく事が出来ない現状が見えてきますね。

今回は転職先を病院のイメージでお伝えしてきましたので、老人ホームやデイサービスなどの施設ではまた違った実情が見えてくるかもしれません。

しかしどこに転職するにしてもただやみくもに転職活動をするのではなく、しっかりと実情を踏まえて行動する事はあなたの強みやメリットになります。タイミングや時期、スケジュールをよく考えて余裕をもった転職活動をしていけば、転職はきっと成功します。

「一人での転職活動が不安だな····」と思う方はハローワークや転職サイトの力を存分に借りて、自信を持った転職活動を進めていきましょう!

この記事が少しでも皆さんのこれからの転職活動の参考になれば幸いです。
 

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