看護師の転職

看護師が転職するならハローワーク?転職サイト?どれを使う?【ハローワーク編】

投稿日:2020年7月12日 更新日:

看護師の転職〜ハローワーク編

看護師のみなさんはこれまで転職する際に、どうやって転職活動を進めてきましたか?中にはこれから初めて転職をする!という方もいると思います。

まずは自力で近場の施設を探してみたり、転職サイトに登録してみたり、実際にハローワークに赴いてみたり‥などさまざまな転職活動の方法がありますよね。

そんなとき『ハローワークって面倒臭くないかな?』『ハローワークでも、ちゃんと仕事を紹介してもらえるの?』『そもそもハローワークってなに?』など不安に思ってしまうかもしれません。

今回は看護師の転職活動の方法の中の一つ、ハローワーク編と題してハローワークに特化したお話をしていこうと思います。

あなたにあった転職活動の方法を見つけて、安心して転職活動が出来るように参考にしてくださいね。

看護師の転職~ハローワーク編~

まず、ハローワークとはいったい何なのでしょう?

ハローワークとは『公共職業安定所』の事を指し、国によって運営されている職業紹介所です。よくある転職サイトとの大きな違いは、国が運営している公共事業という点です。
 
看護師の転職とハローワーク
 

看護師の転職〜ハローワークの利用方法

ではまず、実際のハローワークの利用方法について見ていきましょう。

ハローワークには2通りの利用方法があります。

  1. 直接ハローワークに行き相談して仕事を探す
  2. ハローワークインターネットサービスを利用して求人検索をする

一つめの直接ハローワークに行き相談して仕事を探す場合は、例:『東京都 荒川区 ハローワーク』のように自分が住んでいる都道府県や地域名を入力してインターネットで検索してみてください。すると住んでいる場所から近場のハローワークが検索されます。

近場のハローワークが見つかったら、開館している時間帯に合わせて足を運びましょう。

ハローワークに訪れると受付で「求職申込書を書いて下さい」と言われるので、求職申込書を記入します。求職申込書の記入が終わると、職員が自分のプロフィールや希望条件をパソコンに登録してくれます。

登録が完了すると、自分がハローワークに設置されているパソコンを使って、自分に合った求人を選ぶという流れです。

 

二つめのハローワークインターネットサービスを利用する方法は、検索エンジンで『ハローワークインターネットサービス』と検索し、サイトをクリックします。

次に、住んでいる地域や転職先に求める条件を入力し検索していきます。すると求人を出している事業所名や職種、雇用形態、就業時間などが各々出てきます。

良いと思う転職先があれば求職申込手続きを行っていく、という流れになります。
 

看護師の転職〜ハローワークのメリット・デメリット

続いて、ハローワークを利用するメリット・デメリットを見てみましょう。

看護師がハローワークで求人を探すメリットは5つあります。
 

看護師の転職でハローワークを使うメリット

ハローワークのメリット
  1. 住んでいる地域の病院やクリニックの求人が見つけやすい
  2. 転職の際のコストがかからないので採用されやすい
  3. インターネットからも求人検索出来る
  4. 無理に転職先を紹介されない
  5. どこに住んでいても一定のサービスが受けられる
1:住んでいる地域の病院やクリニックの求人が見つけやすい

ハローワークは転職サイトよりも事業所数が多い分、小さな病院やクリニック(地域に根差した病院や個人経営のクリニック等)の募集をキャッチしやすいのです。

それぞれの会社にもよりますが、転職サイトの事業所数は全国に10~20所程度設置されていることが多いのですが、一方、ハローワークは全国に約544所設置されており、圧倒的な数です。

その為、転職サイトでいまひとつ良い求人が見つからない場合もハローワークを利用すると、自分の条件に合致する転職先が見つかる場合があるのです。
 

2:転職の際のコストがかからないので採用されやすい

病院やクリニック側はハローワークに登録しても一切お金がかかることはありません。しかし転職サイトを利用すると病院は1人を雇うごとに数十万円のコストが発生します。

転職はあなた一人を雇うとは限りません。年度初めなどに関して言えば、何十人もの中途採用者を雇うことがありますよね。

ハローワーク経由で人事採用をすれば、その莫大なコストが浮くわけですから、病院側としてもハローワークからの募集を優先する可能性があるわけです。
 

3:インターネットからも求人検索出来る

先ほどご紹介した通り、ハローワークには『ハローワークインターネットサービス』というものがあります。このハローワークインターネットサービスを利用すれば、他の求人サイト同様に自分の条件に合う求人を探すことが出来るのです。

実際に足を運ばなくても簡単に求人を検索できるのは有難いサービスですね。

私自身がそうでしたが、ハローワークに足を運ぶ時間がない・面倒くさいという人は一度ハローワークインターネットサービスを利用してみるのも良いかもしれません。
 

4:無理に転職先を紹介されない

ハローワークはあくまでも『求職者が求人を相談・選定する場所』。ですので、自分が興味を持った求人だけを紹介してもらえます。

逆を言えば、受け身のままではなかなか良い転職活動は出来ない、ということですね。転職に際して自分の譲れない条件や探す範囲など、しっかりと見極める必要があります。

そしてコストが発生していない分、ハローワークの職員も無理強いするような薦め方はせず「ここの地域ですと、このような転職先が〇箇所ほどありますよ」とあくまでも提示するかたちで候補を紹介してくれます。
 

5:どこに住んでいても一定のサービスが受けられる

ハローワークは住んでいる場所に限らずどこでも一定の支援が受けられます。

つまり転職先が多数あると思われる都会だけでなく、転職先が少ない田舎の方でも求人を探すことが出来るのです。

どちらかと言えば転職サイトは都市部に強みを持つ会社が多く、地方の求人は少ない傾向にあります。比べて、ハローワークは公共事業としての安定した地位と歴史があります。

そして地域に密着した職業紹介所の為、大きな総合病院から個人経営の小さなクリニックに至るまで幅広い求人の取り扱いをしているのです。
 
看護師の転職〜ハローワーク
 

看護師の転職でハローワークを使うデメリット

反対に、ハローワークを利用するデメリットとはなんでしょうか?

ハローワークを利用するデメリットは5つあります。

ハローワークのデメリット
  1. 求人情報が正確でない場合がある
  2. スタッフの対応力があまり高くない
  3. 自分に合う条件の転職先を見つけにくい
  4. 人事採用に関する意識が低い企業がある
  5. 若年者や専門職などの対応が後回しになる場合がある

こちらもひとつずつ見ていきましょう。
 

1:求人情報が正確でない場合がある

ハローワークの職員が実際に転職先を実態調査しているわけではないので、転職先の自己申告する情報(良い点ばかり伝えたり、離職率をオープンにしない等)をそのまま掲載している場合があります。

またハローワークの担当者が医療や看護に関して知識不足の為、しっかりと情報を把握できておらず、必要な情報を掲載出来ていない点も挙げられます。

そして転職先側が求人掲載の依頼をしてからハローワークに掲載されるまでタイムラグがあるので、結果的に空求人(良いと思った求人に応募してみたが、実際は既に人員は充足されており現在は求人募集をかけていなかった等)になってしまっているケースが見られます。

上記のような理由があるため、ハローワークの掲載されている求人情報だけで転職先の正確な情報を掴むことは困難なのです。
 

2:スタッフの対応力があまり高くない

ハローワークは誰でも利用出来る為、どうしても職員の対応に限界があります。

また、ハローワークの職員はあくまでも最低限の職業紹介が主な仕事なので、転職サイトの人材コーディネーターのように医療や看護に関する知識や交渉力、対応力がそれほど必要でないのです。

そして人材会社のように職員の教育を徹底しているわけではないので、事務手続きしかしてくれない場合が多々あるなど全体としてのレベルは低めでのようです。

中にはとても親切丁寧に対応してくれる職員もいるでしょうが、あまり過度な期待はしないで利用すべき場所なのかもしれませんね。
 

3:自分に合う条件の転職先を見つけにくい

利用する側がしっかりと自己分析出来ていないと(転職に際しての譲れない条件や相談次第で検討する項目など)自分が求める条件がぶれてしまい、ただ紹介される転職先を鵜呑みにして転職活動を失敗してしまいます。

また、ハローワークに掲載されている求人情報だけでは面接時の傾向や求められる看護師像が見えにくく、転職の対策に困る可能性もあるのです。

更に、自分のこれまでの看護師歴から見据えた求人の抽出は出来ないため手当たり次第で探していくかたちになるので、人によっては進め方が難しいかもしれません。
 

4:人事採用に関する意識が低い転職先がある

ハローワークは転職先側も無料で求人掲載出来るため、人事採用に関して費用を抑えている場合があります。

その一方で、転職サイトに求人掲載を依頼している会社はそれだけ採用にお金をかけている余裕があったり、いい人材と出会いたい!という意識の高さを意味しているとも言えます。

傾向としてはあまり採用に関して意欲の高くない転職先がハローワークには集まりやすいという点は、頭の片隅に置いておいた方が良さそうです。
 

5:若者や専門職などの対応が後回しになる場合がある

どうしても若者やハローワークを利用しなくても転職が可能な資格を持った人などは後回しにされがちです。

ハローワークとしては、「すぐに仕事先を見つけたい人≒生活に困窮している人」を最優先したいので仕方ないといえば仕方ないのかもしれません。

ただ、この場合もしっかりと職員に相談すればサポートは受けられますので、正確に自分の転職への意思を伝える必要があります。
 

ハローワークがおすすめの看護師はどんな人?

ハローワークでの転職がおすすめの看護師は、自己分析がしっかりと出来ており自力で転職先を探せる自信がある人です。

また転職初心者ではなく、転職経験者の方がこれまでの経験から転職に際しての流れや必要な期間、履歴書の書き方など熟知していると考えられますので、より有利にハローワークを利用出来るでしょう。

また、転職サイトの人材コーディネーターから転職を急かされたくない人自分のペースで転職活動を進めていきたいという人にも向いています。

そして地域密着型の求人が多いことがハローワークの最大のメリットとも言えますので、転職する希望の地域が決まっているという人にもおすすめ出来ます。
 
看護師の転職とハローワーク
 

看護師の転職体験談

私自身はこれまでの転職4回全て、転職サイトを利用して転職活動を進めていきました。

ハローワークももちろん知ってはいましたが、利用の際には直接ハローワークに行かなければいけないのだと思い込んでいて利用はしたことがありませんでした。そして、私個人としては転職サイトが手軽だったというのもあります。

しかし、ハローワークインターネットサービスを知っていれば、違うかたちで転職活動が出来たかもしれません。

結婚・出産・両親の介護などあらゆる理由で限られた地域の範囲内で働くことになったりするケースは本当に良く聞きます。私自身もライフステージが変化した時になかなか自宅から近場の転職先を見つけられず、転職が難渋した経験があります。

そういった時に地域密着型のハローワークを利用出来れば、転職先の選択肢が広がっただろうと思いますし、実際にハローワーク経由で転職をしていた同僚の看護師も何人かいたので、転職方法としてメジャーな方法であることは間違いありません。
 

「看護師の転職〜ハローワーク編」まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は看護師の転職活動の方法の中から、ハローワークについてご紹介しました。

実際に看護師が転職する際には転職サイトやハローワークに限って活動を制限する必要はありません。転職サイト、ハローワーク、自力で探す方法、知人の紹介などそれぞれにメリット・デメリットがありますし、それぞれを併用するというかたちもあります。

次の機会に転職サイト編・その他の方法編と題して、他の転職活動の方法をご紹介出来ればと思いますので、そちらも参考にしていただきたいと思います。
 


 

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