看護師の転職

看護師転職サイトを利用するメリット・デメリット【体験談】

投稿日:2020年6月10日 更新日:

看護師転職サイトを利用するメリット・デメリットと体験談

「そろそろ転職したい!と考えているけど、まずなにから始めたら良いの?」「毎日業務が忙しくて、転職活動なんて出来ない‥!」など、いざ転職を決意したもののなかなか行動に移せないことはよくあります。

そこで、看護師が転職する際に利用することが多いのが『転職サイト』です。

今回は、看護師転職サイトの現状や利用するメリット・デメリット、実際に転職サイトを利用してみた体験談などを交えてお話ししていきます。

看護師転職サイトって?

看護師転職サイト』とは、看護師に特化した転職求人サイトの事を指します。

基本的にはどこのサイトを利用しても流れは同じですが、大まかな利用の流れはこちら。
 

step
1
まずは転職サイトに登録する

ネットで『看護師 転職サイト』と調べると多数の転職サイトが表示されます。その中から自分に合いそうなサイトを見つけ、ホームページ上から登録をします。

登録の際に必要なのは、名前/在住の市区町村/電話番号/メールアドレス/生年月日 など。これらを入力すると担当者(人材コーディネーターと呼ばれます)から連絡が来るので、それを待ちます。

連絡が来るまでの間も転職サイトから色々な転職先を調べたり、希望する条件の診断をしたり、転職の成功例・失敗例などのコンテンツを読むなど出来るのでオススメです。
 

step
2
人材コーディネーターから連絡が来る

サイトへの情報登録をしたら、その日の内に連絡(電話 or メール)が来ることがほとんどです。

人材コーディネーターから連絡が来たら、転職に際しての希望条件の詳細を聞かれます。質問には正直に答えていきましょう。

例えば「常勤と非常勤、契約社員、派遣などどの雇用形態をご希望ですか?」「週に何日程度働けますか?」「何科で働きたいですか?」など色々質問されます。

またこれまでの職歴も聞かれます。聞いた職歴を基に人材コーディネーターが転職先候補にエントリーシートを作成して、自分の事を先方に紹介してくれるので職歴も正直に答えましょう。

質問が終わると、人材コーディネーターが自分の条件に見合う転職先候補を複数ピックアップしてくれるので、再度連絡が来るのを待ちます。
 

step
3
転職先候補の提案を受けて検討する

登録後、数日~1週間程度で連絡が来ます。

人材コーディネーターが探してきてくれた転職先候補の提案を受けます。

「〇〇病院の内科病棟で、夜勤が月に〇〇回程度あります。残業時間は月に〇〇時間で、ママさんナースが多い職場です。」とか「△△訪問看護ステーションというところで、駅から近く通勤しやすい場所にあります。夜勤はなく、年収は△△万円程度UPが見込めると思われます」といった具合に複数の候補の詳細を教えてくれます。

「印象としてはどうですか?どこか合いそうな候補はありましたか?」など聞かれますが、その場で返答する必要はなく、数日間内容を検討して進めたい案件があれば人材コーディネーターにその旨を伝えます。

その後、人材コーディネーターがエントリーシートを作成してくれ、転職先候補との面談の日程調整などを行ってくれるので再び連絡を待ちます。連絡を待つ間に履歴書を作成しておくと今後がスムーズに進みます。

もちろん、良いなと思う候補が無ければ正直に伝え、あらためて別の候補を探してもらいましょう。
 

step
4
転職先候補との面接

いよいよ面接の日程が決まり、いざ当日!

当日は電話でやりとりをしていた人材コーディネーターが面接の場に同行してくれます。面接前の早めの時間に合流し、カフェなどで面接時のやりとりを確認することもあります。

面接の進行は人材コーディネーターが執り行うことが多いので、こちらは面接してくれる方からの質問にしっかりと自分の言葉で話しましょう。なによりも笑顔とあいさつ、ハキハキとした受け答えを心掛けることを忘れずに!
 

step
5
転職成功!or 転職活動を続ける?

面接終了後、数日経過すると人材コーディネーターから合否の連絡が来ます。結果と提示された入職条件を元に検討し、遅くとも合否から1週間以内には返事をしましょう。

合格をもらっても実際に面接・見学した結果、自分に合わないと感じれば断ることは可能です。その際にどこが合わないと感じたのかを人材コーディネーターへ正直に伝える事で、その先の転職のベクトルがより明確になるはずです。
 

転職サイトは本当に利用して大丈夫なの?

転職サイトはネット上でざっと調べるだけでも数十社はあります。その中から本当に自分に合うサイトを見つけるのは難しいことかもしれません。

中には断っているのに頻繁に連絡が来る、条件に合わない求人ばかりすすめてくる····などの苦情も実際に聞こえてきます。

口コミや私の経験からしても、大手の転職サイトであればそのような事は少ないので、なるべく全国対応している大手サイトを選ぶことをおすすめします。

大手は求人数も多く、担当者も沢山在籍している、全国の医療機関とネットワークが広いという証にもなります。また複数のサイトに登録する必要はありません。まずは、使いやすそうなサイトを一つ登録して利用してみると良いと思います。

転職希望者にとって転職サイトのサービスは全て無料で行えることなので、気軽に相談してみましょう。
 

看護師転職サイトを利用するメリット4つ

では、看護師の転職サイトを利用するメリット・デメリットを見てみましょう!
まずは、メリットからです。
 

看護師転職サイトを利用するメリット
自分に合った条件の職場を探すことが出来る

誰しもが、現状よりもより良い職場へ行きたいと思い、転職活動を進めていくものです。

給与UPや勤務体制が働きやすい (夜勤がない/勤務時間が短い/残業が少ない)など人それぞれ転職に望む希望は異なります。その希望に近い職場を提案してくれて、複数の候補から選択できるということは大きなメリットでしょう。
 

看護師転職サイトを利用するメリット
転職先を探す手間が省ける

なんといっても「転職先を探す手間が省ける」ことが最大のメリットと言えるのではないでしょうか?

看護師にとって、働きながら自分で転職先を調べ、アポイントを取っていくことは本当に骨の折れる作業です。

転職サイトを利用すると、この煩わしい部分をほぼ全て人材コーディネーターが請け負ってくれるので、時間を有効に活用できますよ。
 

看護師転職サイトを利用するメリット
非公開求人を紹介してもらえる

転職サイトには登録すると、ネット上では見る事の出来ない「非公開求人」を紹介してもらえるようになります。

ちなみに非公開求人とは、そのサイトからの転職の際にのみ好条件で入職出来る、という優遇された案件のことを指します。
 

看護師転職サイトを利用するメリット
もし辞退するとしても断りやすい

合否をいただいた後に『実際に見てみて自分には合わなさそうな職場だな。お断りしたいな····』と思うこともあると思います。そのような時に人材コーディネーターから先方へお断りの連絡を入れてもらえるのです。

自分の口からはなかなか言いづらいことも、仲介役をはさむことによって非常にスムーズなやりとりが行えるのは大きなメリットです。


看護師の転職

看護師転職サイトを利用するデメリット4つ

看護師の転職サイトを利用する際、残念ながらメリットばかりではありません。次はデメリットを見ていきましょう。

看護師転職サイトを利用するデメリット
希望条件と違う案件を紹介される

時には人材コーディネーターが、伝えた条件と合致する点がほとんどないような転職先を提案してくることがあります。

「条件と違うので····」と伝えても、「弊社ではこちらの転職先が〇〇さんにピッタリだと思います。募集をしているのも今だけですよ。本当におすすめです!」などやや強気で推し進めてくるケースも少なからず耳にします。

転職サイト=全てが悪質なサイトという訳ではなく、転職サイトによってどうしても取り扱う転職先の強み・弱みがあります。『ここのサイトは△△系の病院が得意なんだな』程度に捉えて、合わない提案はハッキリ断りましょう

自分の条件や希望は転職活動をする上で何よりも重要な「軸」です。その軸をぶらさずにしっかりと伝えましょう。
 

看護師転職サイトを利用するデメリット
連絡の頻度が多い

基本的に連絡は電話でやりとりすることになります。しかし、シフトがランダムに入る看護師の場合、常に電話に出られる訳ではありません。

そのような時ははじめに「なるべくメールで連絡をください」と一言伝えておくと、メールでのやりとりを中心に動いてくれます。しかし中には電話での連絡にこだわり、転職を早く進めよう(えてして条件に合致していない転職になる可能性が高くなる)とする人材コーディネーターもいます。

そのような会社はあなたの転職を応援しているとは言えません。思い切って人材コーディネーターの変更を申し出るか転職サイトを変えてみましょう
 

看護師転職サイトを利用するデメリット
人材コーディネーターと相性が合わない

人材コーディネーターには男性も女性もいますが、合わないと感じたら担当を変更してもらうことが可能です。我慢せずに正直に気持ちを伝えて有意義な転職活動につなげていきましょう。

私の知り合いは男性が相手だとなかなか本音を伝えづらいとのことで、女性の人材コーディネーターに変更してもらっていました。
 

看護師転職サイトを利用するデメリット
就職後のアフターフォローがおろそかになる場合がある

晴れて転職に成功し、いざ新たな職場へ入職!したは良いものの、伝えていた希望が上司にしっかり伝わっていない?(例えば残業は一切出来ないと伝えてあったのに、初日から数十分の残業をお願いされた····)など転職後に条件のすり合わせが上手くいっていないケースが少なからずあります。

そのような時は人材コーディネーターから病院側へ条件の再確認をしてもらう必要があります。

また「今後も継続して働けそうか?」などの定期的なフォローが転職後1か月~半年後まであるはずなのですが、転職当日の感想だけ聞かれて終わってしまうことがあります。そうなると転職者としては言いづらいことを初日から上司に言う事態になったり、疑問を抱きながら慣れない職場で働くことになってしまいます。

このようなケースは少ないですが、もしアフターフォローが少ないな····と感じたら、迷わずにこちらから人材コーディネーターへ連絡をしましょう。
 

看護師転職サイトを利用した体験談

看護師転職サイトを利用するメリット・デメリット

さて、ここからは実際に転職サイトを利用したお話をしたいと思います。

私はこれまで転職4回の中で4回とも転職サイトを利用しました。

私が初めて転職しようと考え行動したのが看護師3年目の夏ごろで、新人で内科病棟に配属されてから3年め。循環器疾患の患者さんを担当する機会が非常に多く日々勉強しながら仕事にあたっていたのですが、

『せっかくここまで勉強したのだから、循環器を極めたい!』

と強く思うようになりました。そして秋頃には転職サイト1社へ登録し転職の話を進めていくことに。

私はそのころ地方にいたので、どうせ転職するなら最先端の技術を学びたい!と、関東近県の循環器専門病院を希望しました。そこで千葉県にある循環器専門病院と東京の総合病院の2か所で面談することになったのです。

面接までの間に人材コーディネーターから「ここの病院は面接で〇〇と△△について質問されることが多いので、押さえておいた方が良いですよ」など面接時の注意点やポイントについても教えてもらいました。

そして当日面接を無事に終え、数日経過してから合否の連絡をいただき、自分の最重要条件であった千葉県の循環器専門病院への転職を決めました。

こうして看護師4年目の春から新たな職場でのスタートを切り、入職後とても厳しい世界だなと感じ何度も心が折れそうになったものの、自分のスキルアップのために行動した転職でしたので数年間必死に頑張ることができました。
 

転職活動を通しての感想

転職活動を通して感じたのは、多忙の中自分の力だけで転職活動を進めていくのは難しいということ。初めての転職で進め方も分からなかったですし、どんな職場の選択肢があるのかも無知だったので、私自身としては転職サイトを利用して良かったです。

今振り返っても、あの時に一生懸命頑張って転職活動したことで、夢であった専門的な領域を勉強することが出来ましたし、なによりその後の看護師人生で少し誇りと自信を持てるようになった気がします。
 

「看護師転職サイトを利用するメリット・デメリットと体験談」まとめ

いかがでしたでしょうか?

ネット上には本当に多数の転職サイトがあります。全国ネットのサイトや地方転職に強いサイト、専門領域に特化したサイト····などなど。様々なサイトがありますが、転職サイトは正しく利用さえすれば、悩める看護師の大きな手助けとなります。

相性もあるのでどこのサイトが一番良い!とは一概には言えませんが、自力での転職活動が負担になっている場合には、ぜひ一度利用してみてくださいね。もしかしたら、自分に合う最高の職場を提案してもらえるかもしれませんよ。

 

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