看護師の転職

資格で有利に転職!看護師がキャリアアップ・スキルアップの為に取得したい資格

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看護師のキャリアアップと資格

看護師として働いていると、様々な資格や経験を積んできた人々と出会う場面があるかと思います。

保健師資格や助産師資格、看護の大学院を卒業した方やあらゆる職場を経験してきた方々など、同じ看護師として働いていても、皆さんこれまでの経験は人それぞれ。

看護師は色々な資格を取得することで更なるキャリアップが目指せる職業です!

実際に働く看護師の中で看護師以外に資格を持っているという人の割合は約50%というデータが出ています。約半数もの看護師が他に資格をもっているわけです。資格を持つということは、転職時や再就職時に自己PRできるポイントにも!

そこで今回は、転職時にも有利になる、キャリアップの為に取得したい資格についてお話していきたいと思います。

今後の看護師としてのライフプランの参考にしてみてくださいね。

看護師にとってのキャリアアップとは?

看護師にとってのキャリアアップとはどのようなことを指すのでしょうか?

医療の高度化やAIの発展、社会情勢などから、今後の医療はますます細分化・複雑化されていくことが予想され、医療の現場で働く看護師にも更なる専門知識や高度な技術が求められる傾向にあります。

自分が今後看護師としてどのように働いていきたいのか、仕事上のライフプランをしっかりと考えて見据えていくことは自分の強みにもなっていくでしょう。
 

キャリアアップをしてみよう

キャリアアップという点で人目にも分かりやすく伝わるのが資格取得、昇進(管理職になる)するということだと思います。

看護師として現場での経験を積んでスキルアップを目指すということもとても大切なことですが、下記に記すようなキャリアアップの道もあるということを知っておいて損はありません。

実際、専門看護師や認定看護師の受験者数は年々増加傾向にあり、看護師の皆さんの注目が高いことを示しています。

働きながら資格取得や昇進を目指すということはとても大変なことではありますが、調べてみると意外と職場からの支援体制がある場合もあるのです。

では、職場のキャリアアップやスキルアップへの支援制度がどうなっているのか、見ていきましょう。
 

看護師にオススメの資格

ここでは看護師資格があっても、なくても目指せる資格9選についてお話していきます。
 

1. 認定看護師

認定看護師は、特定の21の専門分野において高い技術と知識を持っていると認められた看護師です。

受験資格は5年以上の実務経験があり、そのうち3年以上が特定分野での経験を持つ看護師となっています。その後認定看護師教育機関での教育課程を修了したのち、認定看護師認定審査に合格することが必要です。
 

2. 専門看護師

専門看護師は、特定の13の看護分野において医療現場での患者様の看護だけではなく、患者家族に対して非常にハイレベルな看護を提供する資格です。

受験資格は看護系大学院の修了者であること、5年以上の実務経験がありそのうち3年以上が専門分野での経験が必要です。資格取得後も5年ごとに更新があるため、日々の研鑽と努力が不可欠になってきます。
 

3. 特定行為看護師

通常看護師は出来る医療的行為が一部に限られ、医師の指示のもと行う必要がありますが、特定行為看護師は、該当の医療行為について、医師が作成した手順書に基づいて看護師でも医師の判断を待たずに行うことができるようになる、という2015年に始まったばかりの新しい資格です。

特定行為看護師の受験資格ですが、基本的には認定看護師が対象となり、3~5年の実務経験があること、特定行為研修を修了する必要があります。
 
看護師のキャリアアップと資格
 

4. ケアマネージャー

ケアマネージャーは、医療系・介護系の国家資格取得者で5年以上業務に従事すれば、受験できる国家資格になります。合格率は年度にもよりますが20%前後と低めで、業務内容は介護サービスを受けるための総合支援になります。

要支援者・要介護者が地域で最適な介護サービスが受けられるようにケアプランの作成にあたります。高齢者自身やその家族、医療機関や市役所など様々な機関との連携が必須になってきます。

またケアマネージャーの資格を有すると、訪問看護ステーションや居宅介護支援事業所を開業することが出来るようになります。地域包括支援センターで所長として働くことも可能です。
 

5. 介護福祉士

介護福祉士は、福祉系三大国家資格の一つで、合格率は60%前後で推移しています。

業務内容は身体や精神に障害があり、自力で日常生活を送ることが困難な方の生活援助を行ったり、指導する仕事です。デイサービスや障害福祉サービス事業所等の福祉系施設で働くことが出来ます。
 

6. 臨床心理士

臨床心理士とは臨床心理学にもとづく知識や技術を用いて、人間の心の問題にアプローチする “心の専門家” です。

心理学を専攻し大学院修士課程を終了する必要があるため、取得までに時間がかかることが難点ですが、合格率は60%以上と比較的高めなので取得しやすい資格の一つです。病院の他、保健所や精神保健福祉センターなどで働く事も可能です。
 

7. 救急救命士

救急救命士は、救急車に乗車し救命救急の現場で、病気や怪我などの急病患者を緊急で病院に搬送する際に、救急車の中で生命を維持する措置を行う仕事です。

ちなみに救急救命士の資格ではあくまでも病院に到着するまでの間しか医療行為は行ってはいけないという決まりがあります。現在、受験資格として救急救命士の養成所で2年以上の過程を修了する必要があります。
 

8. 精神保健福祉士

精神保健福祉士とは、メンタル面での病を持っている方と社会をつないでいくプロであり、精神保健福祉士法に基づく国家資格です。

精神保健福祉士になるためには、「保健福祉系4年制大学で指定科目を履修する 」もしくは「4年制大学の卒業後に精神保健福祉士指定養成施設(1年以上)を卒業する等の教育課程を終えたうえで、精神保健福祉士国家試験に合格する」必要があります。

精神保健福祉士の業務内容は精神疾患を抱えた方に対して生活上の問題解決へ向けた援助などを行い、精神科や精神障害者社会復帰施設、保健所・精神保健福祉センターなどで働くことが出来ます。
 

9. 3学会合同 呼吸療法認定士

3学会合同 呼吸療法認定士は、看護師の中でも取得している方の割合が多い、呼吸療法に関する資格です。

臨床工学技士、看護師、准看護師、理学療法士の中で、それぞれの職種において呼吸療法を習熟し、呼吸管理を行う医療チームの構成要員を養成し、かつそのレベルの向上を図ることなどを目的とした認定制度です。看護師としての実務経験が2年以上あれば受講資格が認められます。

取得しているとICUやCCUなど高度な呼吸管理が必要な職場で活躍出来ます。
 

介護で活かせる資格

認知症ケア専門士

認知症ケア専門士は日本認知症学会の民間資格です。

認知症ケアに対する優れた知識や技術を身につけた人を広めるために設立された資格で、認知症ケアに対する優れた学識と高度な技能、および倫理観を備えた専門技術士と定義づけられており、認知症ケアの知識と技能などをもつ専門技術士として、介護施設で活躍することが期待されています。

認知症ケアをする施設での3年間の実務経験が必要ですがそれ以外に特別な受験資格はなく、合格率は50%を超える年が多い為、チャレンジしやすい資格と言えるでしょう。

ただし5年ごとの更新制の資格になっていますので、生涯にわたって認知症に関する勉強が必要になります。
 

スキルアップするならこれを身につけよう!

PCスキル

通常の看護師業務であればPCスキルはそれほど必要ではありません。普通のタイピングスピードと Excel、Word が最低限使用出来ればOKです。

しかし、キャリアアップを望むとなると話は変わってきます。

認定看護師や専門看護師、特定行為看護師を目指すとなると実習や研修、レポート提出、論文作成などで必ずパソコンは必要。キャリアアップするにつれて現場だけでなく、デスクワークも増えていきますのでPCスキルは高めておいて損はないでしょう。
 

英語力

昨今は観光地以外の街中でも外国の方を頻繁に見かけるようになりました。医療機関でも同じように、外国籍の患者さんが増えてきた印象があります。こういった事情もあり、英語力のある看護師は外来や救急の場面などで優遇される傾向にあります。

また、患者さんと接する以外でも、医療カルテや薬に関しても英語が必要な場面が多くあります。電子カルテの普及で「紙カルテの医師の字が読めない‥!」ということは少なくなりましたが、電子カルテでも医師はドイツ語や英語を多用して記入します。また、医療単語がドイツ語や英語に起源するものが多いので、英語の知識が身につけばいち早く医師の指示にも対応できることもあるでしょう。

このように最近は、看護師といえども英語力が必要とされ始めています。
 

こんな資格もあるの?面白い資格

看護師が目指す資格の中には下記のように面白い資格もあります。
 

笑い療法士

笑い療法士とは笑いで患者さんの自己治癒力を高めたり、または笑いをもって病気の予防をサポートする人のことです。医療や福祉の現場に笑いを広げることを目的としているそうで、資格は3級~1級まであります。

特別な受験資格はなく「笑い療法士認定評価委員会」が審査・認定します。癒しの環境研究会の研究会に参加し、笑い療法士講習とフォローアップ研修を受け、合格すれば認定される資格となっています
 

音楽療法士

音楽療法士とは身体や精神上の障害を持っている人に対して、音楽の持つ力を生かしたリハビリテーションを行う仕事です。

認定校では、音楽療法士になるための3年以上の教育が課せられます。3年制の専門学校と4年制の大学があるようです。認定校の卒業生に対し、認定のための試験の受験資格を与え、筆記試験と面接試験を経て「日本音楽療法学会認定音楽療法士」の資格が与えられます。
 

おむつフィッター

おむつというものは介護や医療の現場では欠かせない、いわば必需品です。

おむつはただ当てればそれで良いという訳ではなく、実はとても奥深いものなのです。

おむつフィッターは2004年から始まった「排泄用具の情報館・むつき庵」が認定する民間資格で、特別な受験資格はなく資格は1,2,3級に分かれています。主に高齢者や介護者が抱える排泄トラブルに対して、おむつを含めた排泄用具はもとより、住環境や医療、食事など、幅広い視点から排泄ケアのアドバイスをする仕事となります。
 
看護師のキャリアアップと資格
 

看護師がキャリアアップするメリット

スキルアップの為に新たな資格取得を目指したり、PCスキルや英語を学び、現場での看護経験と知識を積むことは、確実にキャリアアップにつながります。

では、キャリアアップをすることでどのようなメリットがあるのでしょうか?

看護師がキャリアアップするメリット

  • 昇進しやすくなる
  • 転職時に有利になる
  • 資格手当がつくなど、給料に反映されてモチベーションが上がる
  • 自分で判断できることが増える
  • 再就職時に有利になる

必ずしも資格を取ることがスキルアップやキャリアアップになる、とは言い切れませんが、資格取得は他の人間から見ても、「この人は〇〇のスペシャリストだ!」と一目瞭然で認識してもらえることが最大のメリットです。

転職時や再就職時にも「これまで頑張ってきた人だな」と経験を評価してもらえます。

もちろん資格取得後も研鑽と努力・日々の勉強が必要不可欠ですが、看護師として長期的に働くことを考えている人は資格取得を目指してみましょう。
 

「看護師のキャリアアップと資格」まとめ

今回のキャリアアップや資格取得のお話、いかがでしたでしょうか?

看護師としてもっと成長したい!とぼんやり考えてはいても、どう行動に移したらよいのか、何の資格が取れるのか分からない、通常の仕事に影響がないか、など悩むことが多くありますよね。

看護師の資格があれば様々な資格取得が目指せます。3~5年ほどの看護師経験を積めば、キャリアアップを狙った資格取得を視野に入れてよい頃合いかもしれません。

中には学歴の問題や経験年数など受験資格がとても厳しいものもありますが、まずは今受験資格がある資格を探してみて、チャレンジしてみましょう!

 

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